日本で最も古い医学校の一つとして1838年に設立された順天堂大学では、9学部と6大学院で9,500人以上の学生が学んでいる。その中で多くの授業が英語で行われ、自ら問題を解決するグローバル市民を育成することを目指すのが国際教養学部だ。同学部で国際ビジネスを教えるマイケル・ラクトリン教授は、慶応義塾大学で経済学の博士号を、シカゴ大学でMBAを取得。野村証券とシティバンクでM&Aのスペシャリストとして勤務後、秋田国際教養大学(AIU)など日本の大学で教鞭をとってきた。授業でNikkei Asiaを活用しているラクトリン教授にその意義や活用法を聞いた。